2005年06月08日

(飛行艇の時代:8) ヒューズH-4ハーキュリーズ

Goose.jpg

世界の大富豪とも言われ、謎の人物でもあったハワード・ヒューズの開発した世界最大の飛行艇である。

彼はエアレース用の専用のレーサーを持ち、速度記録や世界一周記録を作り、映画製作や航空機工業を手掛けた。
彼の創設したヒューズ社は航空宇宙産業の大手である。

ヒューズH4ハーキュリーズは全備重量180トンを越す木製の超大型飛行艇である。
乗員5名、乗客は700人と言われている。

大戦中の1942年、ロスアンゼルスのカルバーシティの工場で製作が開始され、1946年ロングビーチでアセンブルを始め1947年11月に完成し、ハワード・ヒューズの手で滑走した。

水面を切って飛び上がったのはその翌日の1度きりで、このときの飛行高度20m、飛行距離1600mと言われている。

おそらく、いざ鎌倉と言うときに兵員輸送を考えて開発したのではないだろうか?

ロングビーチの「クィーン・メリー」の傍に支柱のない巨大なドームが作られ、長い間そこで展示されていたが10年程前にオレゴン州の博物館に移されたとかで、1997年にクィーン・メリーを表敬訪問したときにはスプルース・グース(ハーキュリーズの愛称)には逢えなかった。

写真のトップライトは空調ドームの頂点である。

要目は
全幅:97.6m
全長:66.8m
全高:24.4m
発動機:空冷3000HP×8
・・・
である。

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