2006年11月10日

(飛行船:143) ツェッペリンアルバム(写真:第31回) 写真47 -海軍飛行船のエンジンゴンドラ-

Bild47.jpg
[47枚目:海軍飛行船のエンジンゴンドラ 1917年]

47図は大戦末期の軍用飛行船の後部エンジンゴンドラである。

ツェッペリンアルバムによると、推進式プロペラはタンデムにギアで連結された2基のスーパーチャージャー付きマイバッハエンジンで駆動されたと解説されている。

また、1918年に西部戦線に260馬力のスーパーチャージ付きマイバッハエンジンを装備したルンプラーCⅣが登場し、その上昇限界高度は8000mに達したと記されている。

写真を見ると推進式プロペラは大きなブレードの2翅で、ピッチはかなり大きい。

エンジンゴンドラにもハンドリングレールが取り付けられているのが判る。
離陸の際はここにも多くの地上支援員が取りついて支援長の号令でハンドリングレールを持ち上げ、次いで引き下ろし、その反動で浮き上がる飛行船を頭上に押し上げて側方に待避するのである。

機関部員は飛行中、それぞれのエンジンゴンドラに陣取っていた筈であるが吹きさらしの上空で、酸素マスクをつけて大変な任務であったことであろう。

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