2007年01月18日
(飛行船:216) ツェッペリンアルバム(写真:第95回) 写真146 -ビスケー湾で嵐に遭遇-

[146枚目:ビスケー湾の時化]
このアメリカ行きの飛行にもチャウチャウ犬の「ビードル」を乗せていったが、復航では目の不自由な乗客が乗船するために「ビードル」は復航では閉じこめられてしまった。
(「飛行船:206」参照)

この写真は Waibel,Kissel著「ZU GAST IM ZEPPELIN」から転載したものである。
乗組員がその乗客の朝食を給仕している様子を撮影したものであるが、食器はハインリヒ窯業社から寄贈されたイニシャル入りのものが使われている。
復航では西よりの風を利用するため、上昇して北緯42度まで上っている。
ニューファンドランド上空で「グラーフ・ツェッペリン」は嵐のように激しい向かい風に立ち向かわねばならなかった。
飛行船は大西洋の冷たい風を受けて航行したが、乗客のキャビンに暖房はなかった。
暖房設備ははダイニング兼用のラウンジに僅かに設置されているだけであった。
海上には砕氷や氷山が浮かんでいたという。
見出しの写真はビスケー湾の時化の模様である。
この海域を、強風による強い偏流に逆らいながらフリードリッヒスハーフェンを目指したのである。
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