2007年11月08日

(飛行船:471) 垂直安定板の標示

fin.jpg

一昨日の追補である。

ドイツではナチ政権になってから紆余曲折の後、航空機の垂直尾翼に赤地に白い円を描き、その中に鉤十字を描くことが決まった。

それは上図のように、右舷側は黒・白・赤の3色を横に塗り分け、左舷側に鉤十字マークを描くものであった。

エッケナー博士もその著書のなかで渡米して街の上空を旋回するとき、鉤十字のマークが街の中心側でなく外側になるように時計回りにまわるように指示したと書いている。

しかし、一昨日(11月6日)の絵はがきでは右舷側も鉤十字である。
「Hindenburg」という文字を見れば裏焼きでないことは判る。

プロパガンダ飛行やベルリンオリンピックのようなときに両舷に描いたのであろうか?

これもよく判らない。

気に留めておいて調べてみようと思う。

ちなみに、上に掲げた図は Bilderstelle Lahse から刊行された Zeppelin-Weltfahrten アルバム第2巻に掲載されていたものを転載したものである。
安定板下部の突起は「グラーフ・ツェッペリン」特有の形状で、ここには補助操舵室が設置されていた。


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