2008年10月11日

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ローマ数字

Roman.jpg

ここにシャープペンシルがある。

シャープペンシルと言って通じるのは日本だけかと思っていたが、隣国の韓国でも通じるらしい。

もともと、シャープ(早川金属工業)の創業者の早川徳次氏が考案し「早川式繰出鉛筆」として特許を取得し、シャープ電気の社名からシャープペンシルと呼ばれるようになったものである。

今日、書きたかったのはそのことではなく、ローマ数字のことである。

このシャープペンシル(イギリスではプロペリングペンシルと呼ぶそうである)は、軸に BRITISH MUSIUM と記されていることから判るようにロンドンの大英博物館で購入したものである。

ローマ数字は I、V、X、L、C、D、M をそれぞれ 1、5、10、50、100、500、1000 に当てはめて大きい桁を左から並べる数字の標記方式で、普通4000以上の数字には用いられない。

当初はいろいろな並べ方が存在し混乱していたが、上の桁から一つ下の数字を差し引くときのみ、その左に書くことで定着している。

クリップに標記されているのがショップで販売されていた年の西暦年号である。

2008年は簡単で MMVIII であるが、写真に写っている MCMXCIX とは何年のことであろう?

その年の8月に、一ヶ月イングランド中部の地方都市に、学生の短期留学の随行として参加したときの記念である。
博物館は、最後の数日を自由行動で過ごしたロンドンのホテルから散歩にちょうど良い距離にあった。

懐かしい思い出である。


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