2011年01月11日

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「LZ127」と「LZ129」の1937年の運航予定

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1936年に「LZ129:ヒンデンブルク」が就航させたあと、フリードリッヒスハーフェンのツェッペリン飛行船製造社、「LZ130」が建造中であり、米国オハイオ州のグッドイヤー・ツェッペリン社では2隻の旅客用飛行船が建造されることになっていた。

1937年の4、5月に「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」はフリードリッヒスハーフェン・リオデジャネイロ間で2往復営業運転を行い、「LZ129」は3月にフランクフルトから往復ともノンストップでリオデジャネイロ航路に就航した。そして、5月3日にその年初めての北米航路に出発し、6日の午後レークハースト着陸寸前に爆発炎上し飛行船による営業運航は中止された。

1937年のDZRの運航計画表によると「LZ127」はリオデジャネイロに13往復、「LZ129」はレークハーストに18往復、リオへ2往復するスケジュールが組まれていた。
同年完成する予定であった「LZ130:グラーフ・ツェッペリン(Ⅱ)」は10月27日にリオへ向けてお披露目の往復飛行に出発し、11月1日にフランクフルトに帰着すると予告されているが出発地はフリードリッヒスハーフェンかフランクフルトか未決定であった。

北米・南米航路とも片道/往復乗船料も、シングルユースの料金も載っている。

しかし5月に起きたレークハーストの惨事以降、乗客を乗せての航行が行われることはなかった。


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