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[15] 初の飛行大会開催 投稿日:2002/08/22(Thu)
1909年の今日、フランスのランスで、世界初の国際飛行大会が開催されました。
各国から飛行士38人が、愛機を携えて集合しました。
ライト兄弟の「フライヤー1号」の飛行からわずか6年後のことでした。




[14] 「ツェッペリン」霞ヶ浦に来航 投稿日:2002/08/19(Mon)
いまから73年前の今日、ドイツの硬式飛行船「LZ127(グラーフ・ツェッペリン号)」が世界一周の途中、霞ヶ浦海軍航空隊飛行場に着陸しました。
全長235m、水素ガス容積8万3400立方mで、内部は先端にブリッジががあり、航行室、無線室、調理場と続き、ほぼ中央に5m四方のラウンジ兼ダイニングルーム、その後ろに通路の両側に各5室の寝室、旅客用洗面所が左右に各2カ所、トイレットが左右に各2カ所、最後尾に乗員用洗面所という配置になっていました。
8月15日4時35分にフリードリッヒスハーフェンを出発し、ここまで1万1247kmを無着陸で(99時間40分)飛行しました。
ここで船体の一部を補修して8月23日に離陸し、サンフランシスコ上空を経てロサンゼルスに到着しています。
その後、ニューヨーク郊外のレークハーストに寄港してフリードリッヒスハーフェンに帰港しました。
世界一周の飛行距離は3万4200km、所要時間は300時間20分でした。



[13] 米国で蒸気船の試運転に成功 投稿日:2002/08/17(Sat)
1807年の今日、技術者ロバート・フルトン(1765〜1815)は、ハドソン河で、世界初の実用外輪推進式蒸気船「クラーモント号」の遡航運転に成功しました。
この船は、排水量100トン、長さ40.5m、幅5.5m、煙突の高さ9.1m、出力20馬力で、両側の水車を回転させて、240kmを32時間で遡航したのです。
R.フルトンは汽船の最初の発明者ではないが、商業ベースの水上交通機関の先駆者となりました。
この船は「ノースリバー・スチームボート号」と呼ばれて、8月9日に処女航海をしています。
そして8月17日、「クラーモント号」と改称されたものです。
この船で、ハドソン河のニューヨークとオルバニーの間に定期便を運航しました。
フルトンは、1786年以降、ロンドンとパリに住み、潜水艇「ノーチラス号」の試運転に成功したのち、米国の駐仏公使R.R.リビングストン(1746〜1813)と契約し、蒸気船の発明に没頭し、1803年、セーヌ河で実験に成功し、帰米後この快挙を果たしました。



[12] ヘリウム気球で大西洋横断 投稿日:2002/08/16(Fri)
 1978年8月16日、米国の3人乗りヘリウム気球「ダブル・イーグルU」が初の大西洋横断飛行に成功しました。
重量約4.7トンの「ダブル・イーグルU」は6日間で約5100kmを飛んだものです。
不時着に備えてゴンドラは水密構造の船型になっていたそうです。




[11] クィーン・メリー号の速度記録 投稿日:2002/08/15(Thu)
1938年8月15日、「クィーン・メリー号」が大西洋横断の新記録を樹立しました。
所要時間は3日と20時間42分で、平均船速は31.69ノットでした。
1934年9月に進水した英国キュナード社の客船で8万774総トン、全長310.5m。蒸気タービン4基の出力は16万馬力、航海速度は28.5ノットとされています。
この記録も1952年、米国の「ユナイテッド・ステーツ号」によって破られました。




[10] パナマ運河開通 投稿日:2002/08/15(Thu)
1914年の8月15日、パナマ運河が開通しました。
運河通過第一号の米国汽船「アンコン号」が、大西洋から太平洋に向けて無事に通過したのです。
米国は、世界の通商のためにパナマ運河を解放すると宣言しました。
大西洋と太平洋の距離が一挙に短縮され、通商が活発化しました。
ニューヨーク・サンフランシスコ間で約15000kmも短縮され、30年間の苦難が報われました。
これに先立って8月3日に行われた「クリストバル号」の試航では、往航11時間半、復航8時間でした。
しかし、地滑り事故が多く、正式オープンは1920年7月12日まで延期されました。



[8] ワード氏のクルーズ年鑑(2002年版)入手しました 投稿日:2002/02/26(Tue)
今日、アマゾンに発注していたワード氏の"Complete Guide to CRUISING & Cruise Ships 2002"が届きました。

評価内容に大幅な変更はないようです。
ランキングには廃止されていた"★★★★★+"が例外的に復活しました。
乗客定員500人未満の「小型船」部門のトップ、Europa(Score:1857)です。
ちなみに、小型船では111隻のうち未評価の7隻を除く104隻の中で、"★★★★★"が12隻、"★★★★+"が8隻、"★★★★"と評価されています。
乗客定員500人以上100人以下の「中型船」61隻のうち未評価の3隻を除く58隻の中で、"★★★★★"が4隻、"★★★★+"が3隻、"★★★★"が15隻です。
乗客定員1000人を超える「大型船」96隻のうち未評価の10隻を除く86隻の中で、"★★★★★"が3隻、"★★★★+"が8隻、"★★★★"が40隻となっています。
但し、「大型船」の中でQE2のみは"Grill Class","Caronia Class","Mauretania Class"と3つに分けてそれぞれの評価を載せています。

最近乗船した船では"Crystal Symphony"が"★★★★★"、「飛鳥」と「ぱしふぃっく びいなす」が"★★★★+"、"Aurora"が"★★★★"、「にっぽん丸」と「おりえんと びいなす」が"★★★+"と評価されています。

ワード氏の評価では総トン数47262GTの"Jubilee"が乗客定員1486(最大1896)人と言うことで大型船("★★★+")、総トン数51044GTの"Crystal Shymphony"が乗客定員960(最大1010)人で「中型船」("★★★★★")とされている点やなど疑問点もありますが世界中を飛び回って多数の船を乗り較べ評価する精力的な活動には脱帽します。

そのうち詳述しようと思っています。



[7] 投票コーナーを更新しました。 投稿日:2002/02/24(Sun)
掲示板「飛鳥ラウンジ」でもお知らせしたように長らく工事中になっていた投票コーナーを更新しました。

国内と海外にわけたクルーズ船のほか、「ユナイテッド・ステーツ」とか「フランス」などを想定してその他の客船の項を設けました。
更に、客船でない船にも歴史に残る名船はいるのでその他の船という項も追加しました。
飛行船でも宇宙船でもどしどし投票して戴くようお願いします。

同じ船名に続けて投票することは出来ませんが、そのほかは制約を設けておりません。

投票の際、お名前と一言コメントをお願い致します。





[6] 「ライナー」と「クルーズ船」 投稿日:2002/02/23(Sat)
先日、1937年2月2日、ブレーメン発ニューヨーク行き「オイローパ」の乗船名簿と、その航海のディナーやランチのメニューを入手しました。
乗船者名簿では何人か日本人の名前が載っていました。
メニューもカラーの表紙でなかなか雰囲気のあるものです。
これらは原稿を執筆中の「ブレーメンとオイローパ」のなかで紹介したいと思っています。
当時の客船は「ライナー」と呼ばれていました。
NYKラインとかP&Oラインなどと呼ばれる定期航路を航程表通りに走行するものです。
到着時間を確保するために大時化の冬場の北大西洋を全速力で走ったものです。
従ってプロムナードデッキもエンクローズ型とせざるを得ませんでした。

ところが、最近のいわゆるクルーズ船では航程に余裕があるので海象によっては針路を大幅に変えて走ったり、デッキランチやデッキディナーが終わるまでスコールを避けて逆方向に走ることも珍しくありません。
何時だったか、リピーターのパーティで私がスピーチのために立ち上がった際、ちょっとぐらついたのを見てキャプテンがスタッフに何か耳打ちしました。
間もなく船は乗船客の気付かない間に変針していました。

このようにクルーズでは時化た海域を避けることも針路を変更することも出来る点で定期便(ライナー)とは大きく違います。
船体の設計についても同様のことが言えます。
現在、カリブ海には多くの8万トンを超える大型船がクルーズしていますが、あのティッシュボックス型とも言われる高層アパートのようなベランダの並んだ船で冬の北大西洋はとてもまともに航走出来ないと思います。

クルーズ船は往時の定期客船とは航海の目的が違うので別個に扱うべきだと言う人も居ます。

このため、現在祥さんの協力で再構築している「投票コーナー」では外国・国内のクルーズ船のほか「その他」の項目を用意しました。

近々掲載の予定です。お楽しみにお待ち下さい。



[5] 「蒼空を往くクルーザーの伝説」雑感 投稿日:2002/02/20(Wed)
標記のページを載せ始めたのですが、早々に構成を改変しました。
思いつきで書いているとコンテンツの内容も分量もアンバランスになるので困っています。
ついついあれもこれもとページが大きくなりがちなのでなるべく細かく分けることにします。

目次に従って年代順に記述してもつまらないし、ある程度書いてみて後で追加したり、全体構成を見直したりすることになると思います。

結構仕事も入ってくるし、月末から俗世を抜け出す予定なので出来るときに出来るところから載せて行こうと思っています。



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