2011年04月10日

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三菱雁型「神風」号、欧亜連絡親善記録飛行達成

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1937年4月10日0時30分(日本時間):飯沼操縦士、塚越機関士が搭乗した朝日新聞社の高速連絡機「神風」号は、ロンドンのクロイドン飛行場に着陸した。
同機は6日2時12分に立川飛行場を離陸、台北、ハノイ、ビエンチャン(泊)、ラングーン、カルカッタ、ジョゼブル、カラチ(泊)、バスラ、バグダード、アテネ(泊)、ローマ、パリを経由しての飛行であった。

総飛行距離15,356km、総飛行時間94時間17分56秒、平均時速162.85km、実飛行時間51時間17分23秒(FAI認定)、実平均時速300kmは日本初のFAI国際記録であった。

「神風」号は、その後ブリュッセル、ベルリン、パリ、ローマを訪問飛行し、イギリス国王の戴冠式祝賀飛行をおこなったのち、同じ南方コースを復航し21日に羽田に帰着した。


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