2005年05月24日

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(ブレーメンとオイローパ:APPENDIX-2)ブローム&フォスHa139

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ルフトハンザは1927年に蒸気船からユンカースF13を発進させたり、ユンカースW33「ブレーメン」でアイスランドを経由して北米に試験飛行させるなど北大西洋を渡る方法を模索していたが、その当時は飛行艇や水上機をカタパルトを装備した船舶で中継して横断させるのが最も安全確実と判断していたようである。

APPENDIX-1で紹介したように、汽船「ウェストファーレン」にカタパルトを搭載し、運用実績のあったドルニエWalで1933年に試験飛行に成功し、翌年から定期郵便飛行を行っている。

1938年からは4発のブローム&フォスHa139型機がこれを引き継いだ。

上の写真は「飛翔へのロマン ルフトハンザ」から、下は既述の「航空の黄金時代」から転載したものである。

整備員が大きく見えるほど、4発にしては小柄な機体であることが判る。
大出力の航空機用エンジンがなかったので4発にしたものであろう。
全幅 27.0m・全長 19.5m・客席なしの郵便機である。
巡航速度は 260km/時・航続距離は 5300kmと言われている。

主翼は逆ガル翼とし、ナックル部分の翼上面に内側エンジンを搭載し、その下に機体長さの60%を越える大きなフロートを取り付けた同機の写真をはじめて見たときの印象は強烈であった。

水平尾翼はプロペラ後流を避けるためか随分高い位置におかれ、垂直尾翼は前後に長い楕円形のものが左右に2枚配置されている。

胴体に開けられた丸窓は郵便物の積卸作業時の明り取りであろう。

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