2005年08月07日

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(客船のメニュー:2) P&O AURORA(2001/3/2)

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P&Oクルーズの「オーロラ」は2000年5月にドイツで建造され、翌2001年初めてのワールドクルーズに出た。

総トン数76000トン、乗客定員1874名、乗込員850名の同船のレストランには、それぞれ525席の「メディナ」と「アレキサンドリア」と命名されたメインダイニングのほか、24時間営業のビストロ「カフェ・ボルドー」や朝食・昼食に利用したリドデッキの「オランジェリー」などがある。

メディナ・レストランはEデッキ中央部にあるムーア風内装のレストランで、我々の利用したアレキサンドリア・レストランはエジプト風の装飾が施されていた。

ラウンジでは船首前端の展望ラウンジ「クローズネスト」、イギリス伝統の会員制クラブの雰囲気の「アンダーソンズ」、しゃれたシャンペン・バー「チャーリーズ」、ダンスフロアのあるナイトスポット「マスカレード」、それに毎日のように催されるショーやダンスタイムで賑わう「カルメンズ」など挙げて行けばきりがない。

雪の降る横浜で入港する本船を出迎え、3月2日に乗船した。

ここに示すメニューは、当日アレキサンドリアレストランで手にしたものである。

前菜には、ハリバット(オヒョウ)の薫製マヨネーズソース、ほうれん草とチーズのパスタ、ホロホロ鳥のテリーヌ。

スープは、チキンのクリームスープ、松の実の入ったビーフスープ。

メインディッシュは、舌平目の蒸し煮(サーモンのムース添え)、ポークチョップのカルバドスソース、ターキーのカツレツ風(レモン&黒故障添え)、詰め物入りの焼きトマト(ブロッコリーのソース)。

デザートは、カラメルトフィー入りプディング、チョコレート掛けミニ・シュークリーム、バニラアイス添えパイとムースのデザート、アイスクリーム各種(バニラ・ラム&レーズン・ストロベリー)、フルーチサラダ、マンゴ・シャーベット
などである。

コーヒーもエスプレッソ・カプチーノ・カフェイン抜きなどあり、ハーブティも準備していた。

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P&Oでは、以前から同社の客船をメニューに採用しており、この日はカレドニアがメニューの表紙を飾っていた。

19世紀末に建造されたカレドニアは、スコットランドのグリーノックで建造された7500総トンの客船で、P&Oで初めて船体を白で塗装した客船であった。

第一次大戦では兵員輸送船として就役し、1925年に解体された。

Comment on "(客船のメニュー:2) P&O AURORA(2001/3/2)"

懐かしいメニューを拝見させていただきました。
AURORAの乗船記が更新されないので心配しておりましたが、いつのまにかblogになっていたんですね。(笑)
私事先日、sp2にグレードアップして1年経ったパソコンがトラぶり、今も復旧作業中です。
AURORA乗船記はあまりにお詳しいので驚いておりましたが、専門家の方とはおもってもみませんでした。コンピューターも古くから扱っているようで、私などまだ2年ばかりなのでお恥ずかしいかぎりです。
リンク保存しておりますのでまた寄らせていただきます。