2006年02月27日

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(飛行船:32) ツェッペリン南米航路

LZ127Rio.jpg

この切手は25日に掲載した31号に掲載した切手シリーズの1枚である。

1928年7月に完成し、9月にドイツ・オーストリアで初飛行を行ったLZ-127「グラーフ・ツェッペリン」は、10月にはニューヨーク郊外のレークハーストへ往復飛行を行った。

翌1929年、レークハーストを起点として世界一周飛行の壮挙を成し遂げた。

そして1930年には南米ブラジルのレシフェにガス供給も出来る基地を造営し初の南米飛行を行っている。

5月20日にフリードリッヒスハーフェンを飛び立った「グラーフ・ツェッペリン」は2日後レシフェに到着し、その翌日リオ・デ・ジャネイロでデモンストレーション飛行を行っている。
このときリオにはは仮設の飛行船基地が設営されていたが5年後には格納庫も新設された。

ブラジル・アルゼンチンなど南米にはドイツ人移民が多く、その後も飛行艇による郵便飛行などがツェッペリンやルフトハンザにより行われている。

切手の図柄にはリオ・デ・ジャネイロ上空のツェッペリンが描かれている。


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