2006年06月30日

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(はじめてのドイツ語:17) 不規則動詞・時刻の表現

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今日も受講生は前回と同じ5人であった。

教室に上がるエレベーターでK講師とWさんと一緒になった。

今日は不規則変化する動詞の応用と、時刻の表現を学んだ。

最初に "essen","lesen","sprechen","sehen" を使って互いに質問したり答えたりする演習から始めた。

こういう会話の場合、2人称が敬称ではあまり演習にならないので親称を使うことになった。

今まで Frau ×× とか Herr △△ とか呼んでいたものをいきなりファーストネームで呼び合うのは面白かった。

それでもお互いに馴れて、Kyoko,Takako,Ken,Hisataro,Norio などと呼び合うようになった(何れも仮名である)。

「何語が喋れる?」とか「愛読書は?」とか「○○の映画、好き?」とか聞いて、聞かれた方はそれに答えるのである。

そのあと、上に示したような絵を見せて3人称で「彼は◇◇をしています。」と書くのである。
不規則変化する動詞も、分離動詞も混ざっている。

講師はこのような応用で語彙を増やそうとしてくれるのである。
語学は文法も必要であるが、とにかくある程度単語を知っていなければ話にならない。
技術用語・専門用語についてはある程度知っているつもりでも一般的な単語は名詞も動詞も形容詞も非常に心許ないことが実感できた。
単語帳でも作って少し真面目に取り組まなければなるまい。

その後で、気分転換にシューベルトの3大歌曲集の一つ「美しき水車小屋の娘」から11番の「僕のものだ!」を聞かせてくれた。
ミュラーの詩による20曲からなる悲恋の歌曲集である。
作曲当時、シューベルトは通っていた教会で水車小屋の娘に恋をしていたのでミュラーの詩に共感して作曲したと言われている。

解説の後で講師について朗読したあとCDを聴いた。
時々ドイツの名曲を鑑賞させてくれるのは楽しみの一つである。

そのあと、時刻の表現について講義の後演習をした。
これは私にとっては楽であった。

今日で3ヶ月済んだ。

最初は受講生の様子を見ながら試行錯誤で進められてきたが、講師も状況を把握したらしく今日などは確信をもって進めている様子であった。

次回の七夕も楽しみである。

PS
Uさんは独検を受けたと言っていた。
私も秋の試験を受けてみようかな


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