2006年11月01日

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(飛行船:134) ツェッペリンアルバム(写真:第22回) 写真37 −L12の機関銃座−

Bild37.jpg
[37枚目:海軍飛行船「L-12」の機関銃座]

「L-12」はツェッペリンの建造一貫呼称では「LZ-43」である。

前回の[L-11」の同型船で仕様は同じである。

これらの飛行船は前後部にゴンドラを吊っていたが、別のゴンドラに移るときは吹きさらしの中を梯子で主船体に昇り、歩きにくい船内をフレームを跨ぎながら移動し、梯子で風の中をゴンドラに降りていた。

ガス嚢には水素ガスが充填されていたので射撃を受けると水素ガスが漏れ、これに引火して爆発的に炎上してしまう。

このため、ゴンドラに機関銃を設置するだけでなく船体上部に銃座を設け機関銃を装備したのである。

北海は北緯50度以北であり、上空を時速100キロ近くの速度で飛ぶ飛行船の吹きさらしの銃座は寒かったに違いない。

ちなみに、1929年に世界一周飛行を行った「LZ-127:グラーフ・ツェッペリン」にも就航当初はキャビンに暖房はなかった。

写真では前部ゴンドラからはヨーラインが下がっているのが見える。

「L-12」は対空砲火で就航の年に撃墜された。


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