2007年03月02日

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(飛行船:260) ツェッペリンアルバム(写真:第138回) 写真221〜222 −椰子林−

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[221枚目:ナツメヤシの林を上空から見る]

ナツメヤシは北アフリカや中東では主要な食品の一つであり、エジプトでも広く栽培が行われている。

古代エジプトやメソポタミアでは紀元前6000年代にはすでに栽培されていたという。
果実は「デーツ」といい、新鮮なデーツには豊富なビタミンCが含まれ、100gあたり230kcalとカロリーも高い。
乾燥させて保存するほか、ジャムやゼリー、菓子などに加工され、発酵させて酒や酢にも醸造される。
粉にしたデーツを小麦と混ぜて保存食にする。
サハラ砂漠地帯では乾燥デーツはラクダ、馬、犬などの餌にもされる。

日本では独特のとろみや甘みを生かして豚カツソースの原材料としても用いられている。
従って、このナツメヤシの林は大切に栽培されているものである。

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[222枚目:夕刻のナイル河岸で見た小さなナツメヤシ林]

この小さな椰子林も栽培されていると見えて、潅漑用の井戸が見える。

すでに暗くなっているが、この後行われた夜間着陸でも200人程度の地上支援員が動員されたのであろう。


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