2007年05月10日

*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***

(飛行船:320) 丁亥飛行船紀行(6) メーアスブルク(2)

NeuesSchloss1.jpg

予定では10時から旧城の傍のツェッペリンミュージアムを見学することにしているが、時間が少し早いので新城の庭に上がってみた。

前にボーデン湖の広がる眺めの良い庭園である。

Bodensee_1.jpg

ボーデン湖にはフェリーが走っており、湖岸には赤い屋根の家並みが見える。

この町は斜面に出来ており、まわりは葡萄畑である。

MeersburgFerryTerminal.jpg

東側を見下ろすと、我々が上陸した西のフェリー発着場と別の小さな港が見えた。
湖岸沿いにフリードリッヒスハーフェンの方に連絡しているのであろう。

MeersbuegZeppelinMuseum.jpg

ここで眺めを楽しんでからツェッペリンミュージアムに行くために旧城の方へ降りた。

すぐに小さな木の看板が見つかった。

ここはウーバン氏が個人のコレクションを展示しているミュージアムである。

geschlossen.jpg

正面に立つと休館札が下がっていた。

4月22日から29日まで休館である。
個人経営なので時々こんなことがあるらしい。

幸い、翌日は開館の筈なのでここは出直すことにして、領主の館であった旧城を見学することにした。

AltesSchloss.jpg

旧城の入り口はすぐそこである。

内部は領主の館であるが、騎士達の居室や武具・馬具なども展示してあり、礼拝堂も地下牢もある。

この城の一角にはドイツロマン派女流詩人、アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフが住んでいたことがあり、その居室や客間・書斎もそのまま保存されていた。

Poesie.jpg

自筆の詩も幾つか展示されていたがきれいな筆跡であった。

Hof.jpg

ゆっくり、場内を見学して中庭を通って城の外に出た。

ここでも出口にはスーベニールを売っている店があった。

Pils.jpg

昼になったので新城の庭にあるオープンカフェに行ってビールと当地料理で軽く昼を済ませた。


Comment on "(飛行船:320) 丁亥飛行船紀行(6) メーアスブルク(2)"

"(飛行船:320) 丁亥飛行船紀行(6) メーアスブルク(2)"へのコメントはまだありません。