2007年11月03日

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文化の日

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今日は文化の日である。

戦前は明治天皇の誕生日であることから明治節と呼ばれてきた。

明治時代には天長節と呼ばれていたと言うが昭和10年代も天皇誕生日を天長節と言っていたようである。
(ちなみに皇后の誕生日は地久節と言い、女学校などでは祝日の行事が行われていたという)

文化の日は1946年に日本国憲法が公布された日を記念して、1948年の祝日法で国民の祝日に定められた。
良く知られているように憲法の施行は6ヶ月後の1947年5月3日である。

憲法にちなんだ祝日が2つもあることは知らない人も多い。

この日は皇居で文化勲章の授与式が行われるが、青天になる確率が高い「晴れの特異日」でもあり、この日に運動会を予定する学校が多かった。

体育の日1011月1日に、勤労感謝の日を11月5日に移して、祝日に挟まれる11月2日と4日が国民の休日とすることで秋の5連休とする案が今年の5月頃政府与党で検討されたことがある。

現在も消えているわけではないというが私は反対である。

現在でも成人の日が1月第2月曜日(本来1月15日)、海の日が7月第3月曜日(本来7月20日)、敬老の日が9月第3月曜日(本来9月15日)、体育の日が10月第2月曜日(本来10月10日)と根拠のない決め方に改悪されており、これ以上議員の好き勝手に変更することは止めて欲しいものである。

何度も書いたので、それぞれの祝日の本来決まっていた理由は省略するし、なかには根拠に曖昧さを残したものもあったが、国会を売名行為の場としているような議員の勝手で変えて良いとは思わない。

連休が必要なら連休を作ればよい。
月曜日に組まれた講義がセメスターに規定回数実施できないことなど弊害の多いことを、憲法公布の日を文化の日と定めた国の議員達はどう考えているのだろう。


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