2008年02月26日

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2月26日

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今日、書店で月刊雑誌「世界の艦船」4月号(通巻688号)を求めた。

本文記事では、野間 恒氏が昨暮亡くなったアメリカの著名な客船研究家F.O.ブレイナード氏を偲ぶ記事を読んだ。

この部屋にもブレイナード氏のサイン本が2冊ある。
「Rex and Conte di Savoia」と「The Bremen & The Europa」である。
野間氏も書いているようにブレイナード氏は画才にも恵まれておりその著書に掲載されたものもある。

懐かしい思いで、十数年前に貰った手紙を読み直した。

ご冥福を祈るばかりである。

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72年前の今日2月26日、陸軍皇道派の影響を受けた青年将校が下士官、兵を動かして首相官邸ほかを襲撃し、高橋是清財務大臣、斉藤実内大臣らを殺害した事件を引き起こした。いわゆる2・26事件である。

第一次処断で処刑になったもの16名は全員尉官であり、年齢は22歳から34歳であった。若いうちから幼年学校・士官学校で絶対主義的な教育を受け、そこで教わったことを疑うこともなかったのであろう。

今、我が国では思想にかかわる偏った教育はないと思いたいが、報道機関の現況は目に余るものがあり、教育現場の一部では放置しておけない状況もあると聞く。

物心着いたころから自分でものを考えることを学んでいないから、マスコミに踊らされる若者が多い。

教育とは何か?知識を教え応用することも出来ず丸暗記することなのか?
事実と真実の違いも理解できないという。

昨今、教育の根幹が揺らいでるが、授業時間数やカリキュラムをいじり回す前に根本を見直すことが焦眉の急である。

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