2009年01月09日

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飛行船四方山話(65): ヒンデンブルクの乗客定員

LZ129stamp75.jpg

いつも満室であった・・。

[区分] 設備・客室
[級]  初級

[問題]
「LZ129:ヒンデンブルク」は1936年に就航しましたが、いつも満室のような状況でした。それで1936年の運航が終わって乗客用キャビンが増設されました。
何人になったのでしょう?

 1. 58名
 2. 64名
 3. 72名
 4. 80名

[答] 3

[解説]
「LZ129:ヒンデンブルク」の新造時旅客定員は50名でした。
最初に大西洋を越える飛行に出発したのは初飛行を行った1936年3月の末日のことです。
「ヒンデンブルク」はその年に、南米に7回、北米に10回飛行しました。
北米に行ったのは5月始めから10月中旬でしたが、海の穏やかな南米には3月末に出発して12月中旬に帰港するまで往復しています。
どの飛行も満室でキャンセル待ちが続いたので、就航した1936年の飛行が終わると内部を改装して25室50名であった乗客用キャビンを拡張し、72名まで増やしました。改装後、最初の飛行は1937年3月のリオ・デ・ジャネイロ行きで、このときはレシフェに寄港していません。
そして5月にフランクフルトを出発した、その年初めての北米飛行でレークハーストに着陸しようとしたときに大惨事が起きました。
乗客用キャビン拡張後2度目の航行でした。

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