2010年04月21日

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「ドイツ語を読む」

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いま、船舶や航空機などドイツで1930年前後に出版された原典を読んでいるが、なかなか読み応えがある。

随分前に教養として習って久しい。
ドイツ語の語彙が乏しいので、とりあえず辞書を引いて考えることにしているが、著者によって文体がかなり違う。

エッケナー博士の文は長い。短いもので3行、長いものは5行を超える。

フランクフルト新聞のガイセンヘイナーは比較的短い文なので読みやすい。

ザムト船長の本は、もともとテープレコーダーに吹き込んだものを書籍にしたからかあまり複雑な構文がないので助かる。

しかし、多少史実を知っているから単語を拾えば類推がつくのはありがたい。

出版された書籍を探しても、会話の入門書や受験対策のようなものばかりで適切なものは稀である。上掲したのは三修社から2006年に出版された本である。

最初は列車の時刻表、ワインのラベル、レシピから順を追って展開されており、メールニュースや小説、果てはグリム童話の「赤頭巾」をお役所ドイツ語風に記述した例まで載っている。

少しずつ読んでみようと思っている。

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