2011年07月09日

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ツェッペリンバー

Waibel_49.jpg

飛行船「LZ129:ヒンデンブルク」には喫煙室もバーもあった。

バーではアメリカ人には馴染みの「マンハッタン」などのほか、このツェッペリンバーの創作ドリンク「LZ129」(オレンジカクテル)などがサービスされた。

そこにはグラフィックデザイナー、オットー・アープケの描くスペイン風壁画が描かれていたが、最近まで通路側(センターライン側)の壁に描かれていたと思っていた。

このバーとパーサー室の間の隙間が喫煙室への唯一の通路になっており、煙草や喫煙道具は乗船時にヘッドウェイターに預けることになっており、バーテンダーがその監視もしていた。

どうやら壁画が描かれているのはBデッキの外側のようであると気付いたのは、この写真で足元が明るいからである。

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バーバラ・ヴァイベル女史の「LZ129:ヒンデンブルク=空の豪華ライナー=」に掲載された完成時に撮影されたと思われる写真には、狭いBデッキの下方に設けられた明かり取りの窓の枠が写っている。

また一つ謎が解けた。


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