2011年08月19日

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硬式飛行船「グラーフ・ツェッペリン」東京上空に飛来

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1929年8月19日、世界周航途中の「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」が東京上空に飛来した。

この日北海道を越え、三陸海岸沿いに南下してほぼ16時半東京上空に到達した「グラーフ・ツェッペリン」は皇居上空で船首を下げて敬意を表したのち、横浜に向かい同地上空で旋回して霞ヶ浦海軍飛行場に着陸した。

15日にフリードリッヒスハーフェンを離陸して100キロメートル余りを飛翔した。
霞ヶ浦には第一次大戦の戦時賠償として解体移設された格納庫があったから寄港地に選ばれたのである。

乗客20名と乗組員41名で飛来したが、その中には日本政府の代表である海軍の藤吉直四郎中佐と毎日、朝日の特派員が含まれていた。


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