2011年12月27日

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世界最初の新造航空母艦「鳳翔」竣工

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1922年12月27日、既存艦船の改造ではない新造の航空母艦が世界に先駆けて竣工した。

船体は浅野造船の鶴見造船所で建造され、進水後は横須賀工廠に曳航され、そこで艤装工事や各種試運転が行われた。

この写真は試運転時のものと思われる。

飛行甲板上右舷側に艦橋が設けられているが、後に撤去されフラッシュデッカーとなった。
3本の煙突も檣も起倒式であった。

飛行甲板前端は離艦時に加速をつけやすくするためにやや前傾している。

1936年には、「グラーフ・ツェッペリン」で太平洋を渡った草鹿龍之介も第16代の艦長として本艦の指揮を執っている。

1937年に予備艦となったが、1940年に現役復帰し、空母「龍譲」とともに第3航空戦隊(第一航空戦隊:「赤城」および「加賀」、第二航空戦隊:「蒼龍」および「飛龍」)を編成した。

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