2013年05月16日

*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***

芭蕉がおくのほそ道に旅立った

Hosomichi_1.jpg

元禄二年年弥生二十七日(太陽暦では1698年5月16日)に松尾芭蕉は曽良を供に、おくのほそ道に旅立った。
『おくのほそ道』は日本文学史に燦然と輝く傑作である。

アメリカのニューヨークで生またドナルド・キーン博士は日本文化に魅せられて、日本に永住を希望し、日本国籍も取得した。
これを発表したのは東日本大震災を契機にコロンビア大学を退職すると記者会見したときのことである。

1940年に安価で購入した英訳「源氏物語」を読んだのをきっかけに日本文学、日本文化に傾倒し、2008年には文化勲章を受章したが、これは外国の学術研究家として初めての受賞である。

「おくのほそ道」に出てくる最初の俳句は
『草の戸も住み替はる代ぞひなの家』で、
第二首目は
『行く春や鳥啼き魚の目は泪』
である。


Comment on "芭蕉がおくのほそ道に旅立った"

"芭蕉がおくのほそ道に旅立った"へのコメントはまだありません。