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しらうを

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春さむき江波に酒のみ
酢につけた生きたしらうを食いにけるかも


憲吉


中村憲吉は広島県三次出身のアララギ派歌人である。
伊藤左千夫に師事し、斎藤茂吉などと交流を持っていた。

江波は広島三角州地先の漁師町であった。

この短歌は、江波でこの季節にしか喰えないしらうおを肴に酒を飲んだとき詠んだものである。

私が江波の造船所に通勤していた頃は「山文」というしらうおの躍り食いを喰わせる料理屋があった。

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2011年01月19日 17:03に投稿されたエントリーのページです。

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