2005年11月18日

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(船舶の絵葉書:5) オーロラ

Aurora.jpg

「オーロラ」はP&Oのフラグシップである。

ドイツで建造され2000年に就航した。
ベルリッツのクルーズ年鑑によれば総トン数76152トン、乗客定員1868名、乗組員816名である。
船籍はイギリス(GB)である。

この船には2001年3月に最初のワールドクルーズで来日したときに、横浜からシンガポールまで乗船した。

途中、鹿児島・上海・香港に寄港してシンガポールで降りた。

メインダイニングはそれぞれ525名収容のアレキサンドリアレストランとメディナレストランがあり、このほかにビストロは24時間営業していた。
ウェイターやソムリエにはインド系の人が多かった。

同じP&Oの「オリアナ」より僅かに大きいが船容はよく似たイメージである。

上海から香港に向かう途中で木材船の遭難に出会い、本船の救命艇で2名救助したが何人か遭難した。

この絵葉書は「オーロラ」の売店で買った数種類のうちの一葉である。

P&Oと言えば長らく別府湾に係留されていた先代「オリアナ」が中国に曳航されて上海などで展示されていたが昨年大連で台風のため沈没した。
World Ship Society機関誌"Marine News"2005年9月号によれば解体業者に引き取られて行ったそうである。


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