2006年10月22日

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(飛行船:123) ツェッペリンアルバム(写真:第12回) 写真25〜27 −LZ11「ヴィクトリア・ルイゼ」−

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[25枚目:キール上空を飛ぶ「ヴィクトリ・ルイゼ」 1912年]

DELAGは1912年2月、新しい旅客用飛行船「LZ-11」を建造し「ヴィクトリア・ルイゼ」と命名した。ガス容量18700立方m、長さ148m、直径14mで150馬力のマイバッハエンジンを3基装備していた。

写真はキールで行われたヨットレースを観戦中の「LZ-11:ヴィクトリア・ルイゼ」である。

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[26枚目:「ヴィクトリア・ルイゼ」の1000回飛行 1915年]

この写真には1915年に撮影された1000回飛行の「ヴィクトリア・ルイゼ」と解説されているが別資料では大戦の始まる1914年までに384回の飛行で8134人の乗客を乗せたとする記述もある。

あるいはその数字に含まれていない短いテストフライトなどを含めてのことかも知れない。

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[27枚目:「ヴィクトリア・ルイゼ」の乗客用キャビン]

遊覧飛行に乗り込む「ヴィクトリア・ルイゼ」の乗客である。

船体中央部の乗客用ゴンドラと昇降口で介添えをする係員などの様子が判る。

写真の右側に見える水は乗客の乗船による重量を補償するためのバラスト水の放出であろうか。

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