2007年04月04日

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(飛行船:293) ツェッペリンアルバム(写真:第171回) 写真260 −ベルリンの公共広場−

Bild260L.jpg
[260枚目:ベルリン国会議事堂前広場]

ベルリンの帝国議会議事堂前広場である。

現在はドイツ連邦議会議事堂となっている。

国会議事堂は1871年の帝政ドイツ統一から20年以上かけて1894年に完成した歴史ある建造物である。
この写真の撮影された直後に放火され焼け落ちている。
1945年4月、ソ連軍がベルリンに進攻してしてきたときは要塞として使われた。
1961年にはこの議事堂のすぐ東に壁が築かれた。

現在の議事堂はノーマン・フォスターの設計になる鉄とガラスの楕円形ドームを戴いており、そこからベルリン市街が展望できるという。
ここにはチョコレートで造られた議事堂の模型も展示されている。

グーグル・アースで現状を見てみると、写真に写っている国会前の大きな円環はなくなっているが、シュプレー川の彎曲部辺りから広大な緑地が残されている。

その彎曲部の北には新旧中央駅がある。

第二次大戦後、ドイツもこのベルリンも東西両陣営に分割されていた時代があった。

東ドイツの中に孤立していた西ベルリンが封鎖されたときは西側から生活物資などを空輸して懸命に支えていたことを思い出す。

ベルリンにはブランデンブルク門やフンボルト大学(旧称ベルリン大学)、大聖堂など訪ねたいところが多い。
一度訪ねてみたい街である。


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