2007年12月08日

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太平洋戦争開戦の日

66年前の今日、日本海軍の機動部隊が真珠湾を奇襲して太平洋戦争が始まった。

当時の米大統領フランクリン・ルーズベルトは外交交渉の訓令電報も機動部隊の真珠湾への奇襲行動も暗号解読で把握しながら握りつぶし、米太平洋艦隊を囮にして日本の先制攻撃という事実を作りあげたのである。

当時の米大統領フランクリン・ルーズベルトは1941年11月26日、日本に最後通牒を突きつけ、日本を開戦に追い込んだことは合衆国共和党の下院議員の回顧録や米陸軍参謀本部高官の回顧録でも述べられているように周知の事実である。

しかし、日本人には何も感じない人もいるらしい。

開戦したことは悪いにことに違いはない。
しかし、あれだけ多くの犠牲を払ったのに何も教訓にしないでケロッとしているのはどうかと思う。

日本人は洋の東西を問わず、外国から何か言われると事実を調べようとも理由を考えようともしないで「済みません」「申し訳ありません」と謝ってしまうところがある。

その上、儲けのために平気で法を犯し禁輸品を輸出したり、国内の政敵を攻撃するために重要な情報を漏らしたり、利敵行為を何とも思っていないようなことをするところがある。

日本では「大和魂」という言葉はチャンピオンシップを取った日系二世のプロボクサーが言った言葉としか知らない人もいるようであるが、近隣国で未だに「日本精神」として忘れられていないという。

「日本精神=大和魂」は何処に行ったのだろうと考えた。

いま、子供に「大人になったら何になりたいか?」と聞くと、野球選手かサッカー選手くらいしか目標がないらしい。
政治家も実業家も何もしないで金儲けをする人、見つからなければ何をしても良いという大人を見てまっとうな日本人が育つ筈がない。

戦後の教育が悪いとも言われる。
しかし、学校教育も地域社会も駄目になっては来たが、一番駄目になったのはこの子供達の親ではないだろうか?

政治家も行政も無責任で、企業は儲けのためなら倫理なんか捨ててしまう、将来に夢も希望も望みも目標もない、この時代の子供達が可哀想に思えてくる。


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