2008年08月23日

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飛行船「グラーフ・ツェッペリン」太平洋横断飛行に出発

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1929年8月22日の朝、乗客・乗員を乗せて霞ヶ浦の格納庫から曳き出すときに後部エンジンゴンドラを損傷し、夕刻7時までその応急手当が行われた。

たまたま関東に接近した台風のために風が強くなって、格納庫に横風が吹きつけるので、出発は23日の午後3時に延期された。

上の写真は、離陸した飛行船から撮影された太平洋に沈む夕陽である。

日付変更線を西から越えたので8月24日を2度迎えたのであるが、乗客の中には納得できない人もいたという。

「グラーフ・ツェッペリン」は25日の午後4時半に金門湾に入り、サンフランシスコを一周して次の繋留地 ロサンゼルスに向かった。

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