2008年09月03日

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ハンス・フォン・シラー著「ツェッペリン:20世紀のスタート」

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7月11日に手配したフォン・シラー船長の著書が届いた。
足かけ3ヶ月目である。

本文も実際に航海士、当直士官、あるいは船長として乗務していた人の著書では、エッケナー博士、レーマン船長、ザムト船長に次いで4人目であり、実際に経験した人しか書けない貴重なものであろうが、それはじっくり時間を掛けて読もうと思う。

50枚を越える大きく鮮明なオリジナル写真も素晴らしい。

しかし、付録としてこれほど豊富なデータが付いていることは手にして初めて判った。

40項目以上にわたるツェッペリン伯爵の生涯のデータ、飛行船の技術開発・建造史、30ページを越えるツェッペリン飛行船の諸元・運航記録、ツェッペリン飛行船格納庫と発着施設一覧、航行毎の乗組員一覧、DELAGおよびDZRの飛行船運航実績などが詳細に掲載されているのである。

いままでの調査で未確認であった事項が幾つか判明した。

待った甲斐があったと言うものである。


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