2008年11月05日

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硬式飛行船検定問題

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先日、今年始まった「船の文化検定・初級」の認定証とカードその他が送られてきた。
来年は中・上級試験も行われるようなので受けてみようと思っている。

近ごろ、飛行船 特にツェッペリンやシュッテ・ランツのような硬式飛行船の構造や運用、船内の設備やサービスなどに関する検定試験問題を20〜30件、起案してみた。

各飛行船の要目・経歴
外被、構造、艤装、原動機、ガスおよびガス嚢、塗装、配置や装備などハードウェア
旅客、貨物などの運送業務や郵便業務
世界周航、北極探査、オリエント飛行、南米定期便など主要航行
独、米、英など各国のメーカー
静的揚力、動的揚力、浮揚、着陸、操舵などの基本原理
ハイマスト、スタブマスト、格納庫など繋留方式
乗組員の配置や当直、非番時の業務
偏流や高度、速度の測定を含む航法
食事、キャビン、娯楽などのサービス
その他、飛行船の歴史や形状、材質、天候など次々と項目が思い浮かぶ。

これに関して、次のようなことを日頃から考えていたからである。

2つの世界大戦の間は、飛行船と飛行艇の時代であった。
飛行船や飛行艇では、乗組員の制服から飛行船や飛行艇の各区画の名称も海図や航海用語も水上船舶に倣っていた。
その多くがジェット旅客機になった現在でも引き継がれている。
ところがそれらの伝承が途切れそうになってきた。
特に戦後国内で発行された図書には実に怪しいものが多いと思うのは私だけであろうか?
と言っても、その当時のことを書いたとしても活字離れの世代にはどの程度受け入れられるか甚だ疑問である。

そこで200程度問題が揃うまで手許で温めておこうと思っているが、やっていると面白く、知識の再確認になる。

それぞれに1ページ使って
[問題]
[四択の回答群]
[正解]
[解説」
として記述して行くと、あやふやな知識の再整理になるし、うろ覚えは出典を確認することになる。

始めたばかりであるが、一日2問程度であれば楽に出来そうである。

区分と難易度で仕分けをすると面白いかも知れない。


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