2009年01月12日

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飛行船四方山話(68): 「グラーフ・ツェッペリンⅡ」の2代目指令

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大戦後のDELAG飛行船の初代指令はエッケナー博士であった・・。

[区分] 人物・指令
[級]  中級

[問題]
「LZ130:グラーフ・ツェッペリンⅡ」の初代指令はエッケナー博士でした。
同船の2代目指令となったのは誰でしょう?

 1. エルンスト・レーマン船長
 2. ハンス・フォン・シラー船長
 3. マックス・プルス船長
 4. アルバート・ザムト船長

[答] 2

[解説]
第一次大戦後、DELAG(、DZR)の全旅客用飛行船の初代指令はフーゴー・エッケナー博士が務めました。
そして、「LZ120:ボーデンゼー」、「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」、「LZ129:ヒンデンブルク」の2代目指令にはレーマン船長があたりました。
しかしレーマン船長は「LZ129」が1937年5月にレークハーストの事故で炎上したとき乗り合わせていて火傷で翌日亡くなりました。
そのため「LZ130」の2代目指令にはハンス・フォン・シラー船長が任命されました。
フォン・シラー船長は「LZ129」の事故のとき「LZ127」の指令として南米飛行からの帰途を指揮しています。
プルス船長は「LZ129」が事故を起こしたとき、同船の指令をしており、ひどい火傷を負ったのですが後日ドイツに帰国しています。
ザムト船長はフォン・シラー船長の後任として「LZ130」の3代目指令になりました。

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