2010年12月01日

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司馬遼太郎「街道をゆく(40):台湾紀行」

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12月になった。

先月以来4年半ぶりに司馬遼太郎の「台湾紀行」を読んでいる。

「台湾紀行」は「街道をゆく」シリーズの第40巻として出版された。

台湾が38年間も敷いていた戒厳令を解除して数年しか経っていない台湾に取材に行った。

田中角栄が中華人民共和国と国交を始めたために中華民国(台湾)と断交してしまった。そして多くの新聞社が北京の意向により、あるいはその鼻息をうかがって台湾から撤収してしまっていた。
産経新聞のみが台湾に支局をもっていたが、その台北支局長の紹介で司馬遼太郎は蔡焜燦氏を案内役に取材し、執筆した。

台湾紀行は35編からなり、巻末に李登輝氏との対談が載っている。

考えさせられたり、納得したりしながら読んでいる。

私は台湾も、台湾の人も好きである。


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