2012年08月24日

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チューニング(やり直し二胡:16)

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昨日、二胡のレッスンがあった。

前回は7月26日であったから4週間ぶりのレッスンである。

昨年11月開講以来使ってきた初級用テキストの第2分冊(基礎教材、補助教材)を貰った。

目次を見てみる。
第1章は連弓(レガート)である。
スラーのついた2つ以上の一弓で弾くのである。

第2章は連弓換弦である。
外弦と内弦のあいだで行うレガートである。

第3章は3/4拍(三拍子、ワルツ)である。
東洋人は3拍子が、あまり得意でないようだ。

第4章は附點四分音符である。
今までは附點音符を練習していないので、練習曲は4分音符と8分音符で構成されていた。

第5章は十六分音符である。
短い音を正確に弾かねばならぬ。

第6章は附點八分音符である。
段々と難しくなる。

第7章は切分音(シンコペーション)、第8章は特殊弓法と進み、第9章はD調第一把位の綜合演習である。

そして
第10章でG調の五聲音階に入る。
第11章はG調内弦Ⅱ指、第12章はG調外弦Ⅱ指、第13章でG調第一把位の綜合演習となる。

1分冊が39ページまでであったのに、2分冊は64ページまでである。

補助教材もページ数は基礎教材と同じである。

レッスンに入る前に、チューニングは442Hzで合わせればよいのか、440Hzが正しいのか質問した。

芥川也寸志の「音楽の基礎」によれば、地域や時代によってまちまちであったものが1859年のパリ会議、435Hzが提案され、1885年のウィーン会議で国際的に決められ、一方、ドイツでは1834年にシュトットガルトで440Hzが決められ、アメリカもこれを採用したとあったからである。
その後、演奏会場では高いピッチが好んで用いられるようになり、この本が著述された頃には日本でも444Hzを採用するところが多くなったと記述されている。

講師は440Hzと教えてくれた。
また弦楽器の場合、微妙に異なるという。この辺りはよく判らなかった。

2分冊を手にしたものの、まだ音程は定まらない。
1分冊(補助教材)の練習曲を各自で練習しているときに「作曲しているのがいる」と言われた。
私のことである。

次のレッスンは1週間後である。
しっかり練習しなければ・・・。

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