2005年06月15日

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淡水の零観

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「生い立ちの記」で述べた淡水の零式水上観測機の所属を知りたいものと調べていたら、「航空戦史雑想ノート」というページに出会った。

あまり期待もせずに、問い合わせてみたところ、2時間もしないうちにレスポンスがあった。
ちょっと感激した。

台湾沖海戦以降、淡水には901空が淡水に来ていたという。
(航空隊名から、海上護衛を任務とする横鎮所管の部隊だと判る:筆者註)

それ以前なら東港空か、そこに派遣された内地の航空隊であろうとのことであった。
(東港空とは、高雄州をベースにした飛行艇などで編成された航空隊である:筆者註)

淡水基地の関連について調べて教えてくれるそうである。

挿絵の零観は、文林堂から平成5年に発行された航空ファンイラストレイテッド「日本海軍機全集」に掲載されていた橋本喜久男氏の筆になる、水上機母艦「富士川丸」搭載機である。

橋本氏のイラストは、中学生の頃からとっていた「航空情報」誌上で食い入るように見ていたので懐かしい。
ディテールを見ると浮舟下面に、母艦上に係留するためのフックが見える。


今日は15日。月初めに次ぐ切りのよい日付である。
今日を契機に、少しずつ生活を改善して行こうと思う。

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