2005年07月14日

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(ブレーメンとオイローパ:7) ブレイナード氏サイン入り新著到来!

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今日は嬉しい日である。

世界的に著名な歴史船舶著述家であり、船のペン画でも知られている フランク O.ブレイナード氏の著書 "The Bremen & the Europa" が 野間 恒氏から送られてきたのである。

話は10年前にさかのぼる。

海人社の月刊雑誌「世界の艦船」475号(1994年1月号)、同480号(1994年5月号)で、当時九州急行フェリー(株)社長として多忙な中、野間 恒氏が、ブレイナード氏の著作刊行に拠金を呼びかけられ、僅かな拠金を託したことがあった。

ブレイナード氏は、「Classic Ocean Liners」シリーズの第一巻「ベレンガリア、リバイアサン、マジェスティック」を英PSL社から出版し、第2巻「レックス、コンテ・ディ・サボイア」、第3巻「ブレーメン、オイローパ」を執筆中であるが、英国の不況で出版社が手を引いてしまい、自費出版することになり資金集めをしていたのを知った 野間氏が拠金を呼びかけられたものである。

その当時、野間氏は九州急行フェリー社長の激務をこなす傍ら、名著「豪華客船の文化史」を執筆されるなど精力的な活動を示しておられた。

氏の想いを込めた新造船「日産むさし丸」が、日本造船学会の『シップ・オブ・ザ・イヤー』を受賞したときは自分のことのように嬉しかった。

すっかり忘れていた頃、アメリカから印刷物が届いた。
「レックス、コンテ・ディ・サボイア」のサイン本であった。

「ブレーメン、オイローパ」は脱稿したものの、出版元が2転3転し、出版予定が延び延びになっていた。

野間さんは、これを気に掛けておられた様子で、年賀状などに状況を知らせて戴いたり、わざわざ葉書で経過を知らせて戴いたりしたものである。

今回も丁寧な送付状が添えられていたが、結局 氏の呼びかけで日本から43人が協力をしたという。
これら国内発送の費用も作業も 氏の負担で届けて戴いたのである。

きょう、手元に届いた新刊はA4変形サイズ270ページの製本で、カバーの表は青地で、上に白で書名、中央に両船のイラスト、下に著者名が書名と同じ字体で載っているスッキリしたデザインである。

後は 上に、上載オイローパのポストカード、下にはブレーメンのポストカードが一杯に印刷してある。

カラー8ページを含む写真やイラストは素晴らしいものばかりである。

「ブレーメン」、「オイローパ」それにフレンチラインの「リベルテ」になってからの記述も多い。

早速、今日から翻訳を始めた。

私の蔵書にまた素晴らしい一冊が増えた。

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