2005年10月31日

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(寄港地:17) ルーアン

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1999年の夏に、ロンドンのティルベリーから「クリスタル・シンフォニー」に乗船した英国諸島巡航のクルーズは良い思い出になった。

テームズ河口から真北に進路を取り、北緯60度線を越えてシェットランド諸島のラーウィックに寄港して大型帆船の国際レースの出発を見て、かつての軍港ロサイスに入港した。
エジンバラ城で行われた世界的に有名な軍楽隊のパレードを良い席で見学し、北上してインバーゴードンに寄港し、スコットランドを周回してイングランドに戻り、リバプールを海から訪れる夢を果たした。
それからアイルランドに渡り、ダブリン・ウォーターフォードに寄港して、当初の予定にはなかった海峡諸島のグァンジー島にも寄港した。
旅の終わりにセーヌ川を上れるところまで上ってルーアンで下船した。

写真はショア・エキスカーションの観光バスで丘に登ったときに撮影したものである。

これだけ橋が架かっていればここで下船するしかない。

画面中央の本船が接岸しているところが、ルーアンの国際クルーズターミナルなのである。

この街は古い教会や聖堂が多いことで有名であるが、我々日本人にとってはジャンヌ・ダークが火焙りの刑に処せられた処として知られている。

その地には教会が建てられており、処刑の地点には十字架が立っていた。

我々はここルーアンで下船し、フロントグラスの割れたマイクロバスでパリに向かった。

拙頁「南十字星」の「英国諸島巡航」の第12/13部に乗船記を載せているので興味のある方はご笑覧あれ。

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