2008年12月07日

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ジャン・メルモーズと南十字星号

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今日は南米航空路開拓者ジャン・メルモーズの命日である。

フランス空軍を除隊後、ラテコエール航空に入社し、1930年にラテコエール28水上機でセネガルのサンルイからブラジルのナタールまで南大西洋を横断し、1933年には陸上機クージネ70型「アルカンシェール(虹)」で無着陸横断を果たした。
サン・テクジュペリは当時の同僚であるが、技量には格段の差があったらしい
(サン・テクジュペリは脚を出すのを忘れて着陸したこともある)。
メルモーズはフランスでは空の英雄で、切手になったり、客船の船名に採用されたりしている。
彼は1936年12月7日、4発のラテコエール300型飛行艇「ラクロワ・デ・シュド(南十字星)」で南大西洋を横断中、エンジン不調の無線を発信したあと行方不明になった。
35歳の誕生日の2日前のことであった。

イラストは模型写真を参考に描いたものである。


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